ツインピルツ
我が家で最もよく使うテントがキャンパルジャパンのツインピルツ フォークです。
(リンク先はコットンタイプのものです。化繊タイプは廃盤になったのかもしれません・・。)
デイキャンプの時はタープに、床にマットをひいてお座敷に、インナーをつけて普通のテントにと色々使い勝手の良いテントです。
一世代前のツインピルツ 7Plusも使っていたのですが、何十回と使ってるうちに幕体に裂け目が出来てしまい、巾着田の強風でお亡くなりになりました…。
ツインピルツフォークはペグダウンする際に便利なガイドテープが付いており、設営が抜群に簡単です。(奥さんと二人でなら10分くらいで完成します。)
他製品と比べそこまで大きいわけではありませんが、一応178cmの私でもギリギリテント内で立ち上がれるのも良い所です。(移動の際は多少屈む必要があります。)
二股の必要性
宿泊をする際は、7Plusで使っていたインナーを流用しているのですが、天井が高くなってしまった為、インナーの中にポールを建込むと塩梅が良くありません。
専用のインナーを購入するか、二股化するか、インナーをやめてカンガルースタイルにするか、何かしらの対策を打たないと宿泊に使用できませんでした。
前置きが長くなって恐縮ですが、今回はホームセンターで簡単に入手可能なイレクターパイプを使った二股ポールの作成について記事にしたいと思います。
二股ポールの作成
材料
・イレクターパイプ(φ28、L=90cm)×6本
うち2本は70ー20にカットします。ホームセンターでカットしてもらえます。
部品を探す イレクターパイプ|Diy-Life - イレクターで、できるワクワクを。
・パイプつなぎ金具65(EF-1006S)×4個
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・ゴムアウターAセット×1個
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・アジャスター×2個
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・メタルジョイント(HJ-12)×1個
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・M4のボルト×2本
・アイボルト(B6)×2個
販売価格には多少のばらつきがあるでしょうが、全部で4〜5000円くらいでしょうか。純正品の二股ポールを買うよりははるかに安上がりで済みます。
組み立て
・90ー90ー70の組み合わせでパイプをつなぎます。
パイプつなぎ金具は、パイプを差し込むだけで一体化が図れます。
以前ハンモックラックを作ったことがあるのですが、強度に問題はありません。
・ポールの下側にアジャスターを取り付けます。
アジャスターは分解してM4のボルトをナットで固定しておきます。
このM4ボルトがツインピルツのガイドテープに付属しているハトメにささります。
・20cmの端材パイプにゴムアウターを設置します。
幕体に直接ポールが喰い込むと破れの原因になりそうなので保護します。
・メタルジョイントの真ん中に20cmの端材、両側に長いポールをセットします。
現地で六角レンチを使うのは手間なので、ボルトをアイボルトに変えておきます。
アイボルトなら強く締めたい時にはペグなんかを引っ掛けて締めることができます。
文字だけだとイメージがつきにくいと思いますので、少し写真を掲載します。
ツインピルツに使ってみた感想
ポール自体は結構丈夫なものなので、風が強く吹いても心配ない安心感です。
ポールを幕に沿わせられるので、中を広く使うことができ、快適です。
もちろんサイズ違いのインナーもセットできるようになります。我が家はインナーをアイボルトに引っ掛けて使っています。
設営手間を考えてのアイボルトなのですが、反対側のポールとの間にロープを張って照明器具を吊るしたり、洗濯物や虫除けを吊るしたり、いろいろと便利です。
本当は純正品を買いたいところだったのですが、お小遣い的に厳しいということで、自作したわけですが、思いの外うまく作ることができ、大変満足しています。
また、ポール先端のM4ボルトをガイドテープに引っ掛けて設営できるので、設営がより簡単になります。
(アジャスターにM6ボルトをつけてしまうとハトメにギリギリ入らないので注意です。)
広いテントを簡単に設営できるようになると、天気をあまり気にしなくて良くなりますし、キャンプがより気軽になります。
目新しい工夫ではありませんが、中のスペースを広く使える二股ポールは三角テントお持ちの方にはオススメなので、「純正品は高くてちょっと・・。」という方は是非手作りを検討してみてください。
ここまでお付き合いくださってありがとうございます。