家族で楽しむキャンプ旅 〜気楽に、のんびり、カッコよく〜

奥さん子供たちと行ったキャンプ旅を中心に、あれこれ記事にしています。

ジギングで五目釣り@岩内沖

 

2021年初ジギング

非常にストレスフルなお仕事が続いていてうんざりしていますが、そんな時こそ広い海で魚釣りです。

 

今回は仕事関係の方が持っている船に乗せて頂き、ジギングに行ってきました。

同乗した皆さんは餌釣りでしたが、人数少ないということで自由にジギングをさせて頂けました。

 

ジギングではブリ以外の魚を釣ったことがないので、非常に楽しめました。

 

備忘程度の記事ですが、よろしければご覧ください。

 

出船@岩内港

出船は日付は9月11日朝6時です。

この前までは5時には明るかったのに、9月ともなると日の出間もない時間ですね。

 

朝日をバックに船長をパシャリ。

帽子が風に煽られ、なんかジャック・スパロウみたいです。

15分ほど沖に出てポイントに着きます。

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実釣開始!

水深は未だかつて経験の無い130mです。

上ノ国沖も積丹沖も80m程度だったので、100m超えは未知の領域です。

岩内近くには兜千畳敷という釣りのメッカがありますが、やはり急に深くなる地形なんですね。

皆さんは電動リールをですが、自分は手巻きなので、やや不安になります…。

愛用のPENNを信じます。値段の割に剛性が高く、非常に安心感のある頼もしいリールです。

水深が深いことと、岩内ではイカが釣れているそうなので、白っぽくて、夜光塗料の塗ってある200グラムのジグをセットします。

根魚が釣れそうなので、アシストフックはリアにもセットしました。

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ジグを投入してから、着底にはやや暫く時間が掛かります。潮の流れはそこまで速くなかったので底はちゃんと取れました。

とりあえず根魚を意識して、ロングかつスロー目にジャークしてみます。

何度かジャークしていると、何やら重みが増しました。

海藻でも引っ掛けたかと思い巻き上げてみると30センチ弱のヤナギノマイでした。

まるで生物感のない手応えでしたが、第一投目から幸先の良いスタートです。

 

第二投目はブルブルとあたりがあり、巻き上げると40センチ弱のホッケでした。

ヤナギノマイ、ホッケと根魚を釣った後は40センチ弱のソウハチの入れ食い状態に入りました。自分はジギングなので数は釣れませんでしたが、カレイがメタルジグで釣れるとは驚きです。

ジギングでこんなに簡単に、色々な魚が釣れるなんて、岩内沖の魚影の濃さは半端じゃないようです…。

 

因みに、同乗した皆さんは電動餌釣りなので、どの魚も一度に2、3匹づつあげていきます。

ちょっとした漁船のような釣果です。

 

冬にはまだ早いですがタラも混じります

130m級の水深にヒーヒー言いながらジギングをしていると、かなり明確に、ハッキリとしたバイトがあります。

フォールがフワフワして鈍くなり、しゃくった時に重みが増し、そしてグングンと食い込まれる感覚です。

思い切って合わせると、ズシっとした重さが伝わって来ます。

巻き上げる途中にも、グングンと竿が引き込まれるハッキリとした抵抗をしてきます。

これまでの魚とは全く違うな…。と思いながら上げてみると白くてまん丸なタラが上がって来ました。

私だけで60〜70センチ程度が合計3本、船中では10匹以上のタラが混じる楽しい釣りになりました。

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家に帰ってからもお楽しみ

途中から何をどうやって食べるか考えながら釣りをしていましたが、いざ家に持って帰ると、とんでもない魚の量です。

家のシンクが魚で溢れ返る勢いです。

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疲労困憊で写真を全く撮っていなかったのですが、釣った魚は以下の料理にしました。

 

ヤナギノマイ

3枚に卸し、昆布で挟んで昆布絞めにしました。淡白であっさりとしたシコシコの白身に昆布の風味がついて美味でした。

 

ホッケ

船でハラワタを抜いた都合もあり、今回は干物ではなく、3枚に卸してフライにしました。ホロホロの身がフライのサクサク衣と相まって、とても良く合います。

 

タラ

タラは魚自体が柔らかくて非常に捌きにくい印象でした。以前魚屋さんで買ったタラは「気まぐれクック」を参考に綺麗に捌けたのですが、今回は苦戦の末なんとか3枚に卸しました。

家に持って帰った2匹をいっぺんには食べれないので、1匹は冷凍しました。

もう1匹はホッケと一緒にフライにして食べました。まさにフィッシュアンドチップスのそれで、フワフワとした身が雪のようでとても美味しかったです。ちなみにケチャップと胡椒をかけるのが一番美味しかったですね。

 

ソウハチ

下処理だけして一夜干にして冷凍しました。

週末帰宅したら食べようと思います。

いつも食べるやつの比じゃない大きさなので楽しみです。

 

番外編@石狩湾西埠頭

捌いた魚の頭が沢山あるので、カモメの餌やりに石狩湾に行きました。

大きな頭もゴクンと丸呑みにするカモメが我が家の子供らは大好きのようです。

 

頭をあげ終わり、帰ろうとしているとテトラポットの間からおじさんに助けを求められました。

テトラに落ちた訳でもないのに何で助けを求められたのか分からずに近づくと、大きなヒラメを抜きあげられなくて困っていたようです。

取り込みを手伝ったら、何故か釣れた魚を下さるということで、何度も断ったのですが、最後はカンタの傘ばりにヒラメを渡され、最終的に頂くことにしました。

おじさん本当にご馳走様です。

 

家に帰って計測しましたが、尻尾の途中で59センチなので、ゆうに60センチオーバーです。

キチンと5枚おろしにして全て昆布絞めにしました。

週末に昆布の旨味が乗った熟成ヒラメが食べれるなんて、楽しみ過ぎます。

 

それにしても石狩湾であそこまで大きなヒラメが釣れるとは、驚きですね。

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1日で5種類もの魚を調理することになるとは、やはり北海道の海は豊です。

また近いうちに行きたいものです。

 

ここまでお付き合い下さりありがとうございました。