雪中キャンプ初挑戦してきました
週末に寒気が入り、一気に冬が加速した北海道ですが、
思い切って雪中キャンプに挑戦してきました。
雪中キャンプでは自然とテントの中で過ごす時間が長くなり、のんびりとした時間を過ごすことができました。
まあぶオートキャンプ場
北海道冬キャンプの第一弾は、深川市のまあぶオートキャンプ場さんにお世話になりました。(リンクはキャンプ場のHPです。)
札幌からほど近く電源サイトがあるということで選びました。
また、宿泊すると提携の温泉施設「アグリ工房まあぶ」の温泉半額券がもらえます。
半額利用で大人1人250円、しかも二日分の券をもらえるので、設営後、撤収後の二度温泉を楽しめますよ。
お籠り用テント設営
先日購入したグラウンドシートを使用して、サーカスTCを設営します。
サーカスTCの試し張りと、グラウンドシートに関する記事は以下です。よろしければご覧ください。
冬キャンプではテントを立ててる間の時間が一番寒いですね。
全く余裕が無く、写真を撮影していませんでした。
子供達はモンベルのダウンの上にジャンプスーツ?なるつなぎを着ているので、全く寒く無い様子です。
室内はなんとなく、こんな感じです。
今回は床冷を懸念して、以下のようなマット類が敷いてあります。
- ブルーシート(若干厚めのものですが、防寒性能はほぼ0)
- グラウンドシート(サーカスTC専用のものです。当たり前ですがジャストフィットで、端の壁が雪の侵入を防いでくれていい感じでした。)
- 銀マット(薄いやつです。ホットカーペットの下に敷くようなやつです。)
- ウレタンマット(キャプテンスタッグ の緑色のやつです。)
- 電気敷き毛布・普通の毛布(昔無印良品で購入したやつ)
- ラグ(布地が暖かな感触です。)
人が寛ぐところには電気敷き毛布が敷いてあるので床冷えは感じませんが、端っこのグラウンドシートだけのところは冷た過ぎてまともに座れませんでした。
薄くても銀マットを五角形に敷き詰めることができれば良いかなと思いました。
北海道の夜は長い
午後1時には夕暮れが始まっている印象の北海道なので、夜は長いです。
とりあえず日没後に焚き火をしてみたのですが、風が強く、全く暖かくありません。
火の粉も飛んで危ないし、途中のSAで買った美唄焼き鳥を焼いて、早々に籠りました。
美唄焼き鳥は味がしっかりしていて、お酒のアテに最高ですね。
写真が暗くて恐縮ですが、テントの中ではフジカハイペットをガンガン焚いています。
フジカの他に、ミスターヒート(ガスストーブ)、オイルヒーター(普通の家電)、電気敷き毛布が稼働していますので、外から入るとメガネが曇ります。
外気温はー5℃で、幕内は15℃くらいあったのではないでしょうか。(温度計がなかったもので、幕内温度はあくまで感覚です。。)
フジカハイペットの上ではおでんを煮込んでいます。
大根、卵、練り物、ウインナー、昆布、お餅。
薄めの味ですが、ホッカホカで美味しいです。
おでんには日本酒を合わせてみます。(相変わらず、写真が暗いですね・・。)
お酒は札幌の千歳鶴です。スーパーで売ってる普通のお酒ですが、パーコレータにお湯を張って熱燗にしたら、雰囲気補正でおいしさ倍増です。おでんをつまみながら、奥さんと差しつ差されつ楽しみました。
おでんは子供達も好物なので、冬キャンプの大本命メニューです。
今回は特段のこだわりが無い普通のおでんだったのですが、しんしんと雪の降る静かな冬の夜、家族の話し声とおでんのフツフツ煮える音が耳に心地よいです。
雪中キャンプで就寝してみる
夜はテーブルやクーラーボックス、ツールボックス類を端っこに寄せ就寝しました。
サーカスTCは一人用、ないし二人というコメントを見たことがあったので、就寝時の道具配置を少し心配していたのですが、床面積の半分くらいで大人二人と幼児二人は余裕で就寝できました。
あまりお勧め出来ることではありませんが、フジカをつけたままにしたので、早朝−7℃まで気温が下がったのですが朝までぐっすりでした。
ちなみに私の寝袋はモンベルのダウンハガー#6なので氷点下には全く対応してません。
子供達はジャンプスーツ着て、さらに寝袋(−5℃リミット)に入っているので、もはや暑いと言っていました・・。
(テント内火器使用は事故の元です。私は一酸化炭素警報機の使用、適度な寒気に気をつけて自己責任で使用しています。)
今回はかなりリッチに暖房器具を使用して暖かく就寝しましたが、床全面に銀マットが敷けていれば電気毛布とオイルヒーターだけでもいけたような気がします。
(子供がいるとなかなか無理はできないですけどね・・)
目覚めてみると
朝トイレに起きると、昨晩も雪が降ったようです。
夜中に隙間風が入ってこなくなったと思っていたのですが、スカートがいい具合に雪で埋まっていました。
換気用に入り口のチャックを少し開けていたのですが、雪中キャンプでの換気方法はしっかりと考えないといけないですね。
一面銀世界で、とても静かなキャンプ場でした。
ただ、冬季期間中はセンターハウスのトイレしか使用できないということで、幼児連れのキャンパーにとってはちょっと不便な点でしたね。
大人が撤収でヒーヒー言っている中、子供達は元気に雪遊びをしていました。
どんなに寒くても、どんなに転んでも子供達は元気ですね。
グラウンドシートを撤収すると五角形に雪が溶けていました。外は寒いし、外遊びはあまりできない(大人は)ですが、ゆっくり家族とお籠りキャンプも楽しかったです。お世話になりました。
アグリ工房まあぶ
冒頭でも書きましたが、キャンプ場に宿泊すると、もらえる割引券を使ってアグリ工房まあぶに行きました。
キャンプ場からは車で2分くらいですし、お風呂は内湯の大浴場と露天風呂もある立派な温泉でした。設営/撤収で冷えた体を芯から温めてくれます。
温泉に入った後は併設のレストランでご飯もたべれますし、休憩スペースでのんびりすることもできます。
味もとても美味しかったですし、一品一品のボリュームも満点でした。
久しぶりのキャンプがガッツリ雪中キャンプになってしまいましたが、
電源サイトとストーブの二枚看板で無事キャンプを楽しむことができました。
また他のキャンプ場でもチャレンジしてみたいですね。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。